株式会社Gioがなぜ女性向けアパレルブランドの展開を行っているのか

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女性向けのファッションと言うと、シーズンごとに様々な物が流行し、めまぐるしく回転していくといった印象を持つ人も多いでしょう。特に若い女性向けの商品は人気モデルやタレントが身に付けているというだけで、あっという間に爆発的なヒットを叩き出すものもあります。最近ではテレビや雑誌だけでなく、インターネットを介したSNSでの話題性も流行を大きく左右するようになってきたように見受けられます。こうした競争が激しい女性向けファッションの中でも、株式会社Gioが企画運営から製造・販売までを行っているブランドGRL(グレイル)は、現在に至るまで10代・20代の女性を中心に人気を誇っています。株式会社Gioがどのような信念を持ってグレイルというブランドを立ち上げたのかについて紹介します。

株式会社Gioは2004年に設立した会社です。本社は大阪にあり、中でもオシャレなショップやカフェが建ち並ぶ南堀江にオフィスを構えています。しかし、関西の流行の発信地でもある大阪の南堀江という好立地なところにオフィスがあるにも関わらず株式会社Gioは自社ブランドであるグレイルの実店舗を持っていません。ここに株式会社Gioがグレイルを立ち上げるにあたっての信念が込められています。女性向けファッションブランドは流行に左右されやすいということを上記でも説明しましたが、それだけ商品展開にはスピードが必要になってきます。その点グレイルは実店舗ではなくネット通販という方法を選択することで流通にかかる時間やコストを削減し、スピーディーかつ安価に商品を販売することができました。株式会社Gioは携帯・スマホ世代がより手軽に通販できるようサイトも見やすくし、SNSなどでも話題になるよう人気モデルを登用するなどしてグレイルのブランド力を強化していきました。

株式会社Gioは、ネット販売に特化することによって消費者に旬で注目を集めることができる可愛いファッションを安価で提供し、業績を大きく伸ばすことができました。そこには株式会社Gioが、ファッションを愛しオシャレを楽しみたい若い女性に喜んでもらいたいという気持ちがこめられています。グレイルのサイトには3000点近くものアイテムが並び、衣類だけでなくアクセサリーや靴などのファッション小物まで全身をコーディネートすることができます。グレイルが今後も流行を押さえ、ファッションを若い女性により楽しんでもらえるようなデザインの服を提案してくれることに期待が寄せられます。

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